- HOME
- >
- 腰痛対策をする上で大切な栄養素について
腰痛への対策には栄養素が大切です
腰痛からくる肩こりや首痛は急にひどくなるケースが多く、筋肉の疲労をある程度回復させていないと、ぎっくり腰を引き起こす可能性が強くなります。
また、激しい痛みが走るぎっくり腰は、椎間板ヘルニアと区別がつきづらいため、日頃から筋肉疲労を溜めない工夫が必要です。しかし、間違ったセルフケアは悪化を招く原因にもなるので、正しいケア方法を知ることが大切です。
こちらでは、腰痛対策をする上で大切な栄養素についてご紹介いたします。
ビタミンDについて
カルシウムの吸収をサポートする働きがあるビタミンDは、血液や筋肉の内にあるカルシウムの濃度を維持するという役割もあります。
体内のビタミンDが不足してしまうと、筋力の低下を引き起こしたり、骨に痛みを感じたり、さらには気が滅入ってしまうこともあります。
ビタミンDを多く含むマグロや秋刀魚、干ししいたけなどの食材を積極的に摂って、10~15分ほどの日光浴をおすすめします。
ビタミンEについて
ビタミンEは、血液の促進させる働きがあり、身体の血液循環がスムーズになります。
血行が良好になることで多くの酸素を体内に運ぶことができ、痛みで硬くなった筋肉の緊張を和らげことに繋がるのです。
ビタミンEは、ニジマスや鰻、かぼちゃ、ナッツ類に多く含まれています。
身体の痛みは血行不良が大きく関わっているケースが多いので、腰痛だけではなく、肩こりなど様々な身体の痛みに悩まされている方にもおすすめです。
カルシウムについて
骨を丈夫にする栄養素といえば、多くの方がカルシウムを挙げられるはずです。
しかし、カルシウムは骨を丈夫にするだけの栄養素ではなく、筋肉や神経の働きにも関わってもいます。
煮干しや干しえび、えんどう豆、チーズなど、骨ごと食べられる魚や殻つきのえび、乳製品に多く含まれています。
現代人が過剰摂取しがちな塩分やカフェイン、アルコールなどには、カルシウムの吸収を妨げてしまう成分が含まれていますので、できるだけ控えるようしましょう。
バランスの良い食事は丈夫な骨・筋肉をつくりますので、筋肉の疲労を回復させるためにも食生活の改善を心がけ、姿勢の改善やストレッチなど、正しいセルフケアを習慣づけましょう。
当院は、正しいセルフケアを身につけたい方にぴったりな、完全予約制の痛み改善セミナーや、学習会も開催しております。
緩消法を用いて腰痛改善のサポートをするセミナー・学習会となっていますので、慢性的な腰痛にお悩みの方は、ぜひ当院をご利用ください。