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変形性膝関節症の施術(20170720)
- 2017/07/20
診断されてから年数が経つ。病院に行って電気療法と温熱療法などのリハビリをしている。湿布を処方されている。日々リハビリをしているけれど、最近気づいたそうです。リハビリを始めた頃と比べると「悪くなっている」よくなろうと通院しているけれどよくならず、良くなっていない。リハビリに通う顔見知りの方にも聞いてみると「歳だから」など良くなった感じの方がいない。リハビリに対して疑問を抱き、家族にインターネットで調べて当院に来ることになった。左右ともに内側上顆が歩くと痛く正座はできない。屈曲テストで90度。長年の痛みなので出かけるときは鎮痛剤を服用。今日も鎮痛剤を飲んで来た。お薬には副作用があることを説明。出てくるときには仕方なないね。という話で、どうやったら痛いか?どのくらいどこが痛いかを精査する。可動域を確認し痛みを数字で表していただく。鎮痛剤を飲んでいても痛いところまで動かせると痛む。こういうことがわかる。痛みを薬の作用で感じないまま動き続けると、経験した通り病院でリハビリする前より、今の方が悪くなって来たことをご理解いただく。今回行う緩消法という技術は、筋肉を傷つけないまま、限りなく無緊張に筋肉を軟らかくすること。膝周辺部の筋肉が軟らかくなれば、痛みなく可動域が広がるのが想像できる。膝関節が100度そして120度と変わっていく様を感じていただく。ごどうしていただいたので、膝関節周辺の筋肉、大腿四頭筋やハムストリングスにアプローチ。90度オーバーで痛みが誘発していたものが115度と拡大した。歩行状態を試してみると歩きやすい感覚だという。痛みの加減は6→4。
2回目来院される。やはりお出かけの際は鎮痛剤を服用している。可動域は115度を保持しているが、痛みの加減は6。痛みがあるが可動域はキープしていることになる。施術を開始して、時々確認を繰り返す。可動域が130度まで拡大したため、仰臥位にて屈曲検査をする。踵から臀部まで15cm。正座の可能性もあるが今回は見送ることにする。歩行時の痛みの軽減と鎮痛剤を飲まずに出歩くことが主訴であるため。
仰臥位にて硬くなった筋肉を弛緩していく、柔らかくしていくと足は軽くなってきたとのこと。座ってから立ち上がりと歩行状態を確認していただくと、6→0であった。
3回目来院時は、鎮痛剤を服用することなく来院。痛みの加減は3。可動域は前回からは悪くなっていない。硬い筋肉を柔らかくすることで、生活観と歩み方変化が出ました。