- HOME
- >
- 新着情報・お知らせ
長年の右手首の腱鞘炎(20170727)
- 2017/07/27
6年前から右手首が痛み出し使い続けていると、ひどい痛みが度々。現役の美容師さんが来られました。痛みに耐えながら仕事をしているとのこと。激痛ではなく、痛みはあるけれど使えるという状態。静止痛はなく運動痛。2指3指の動きで痛む、そして母指橈側外転時の痛みもある。グラスを持てないこともあった。ペットボトルのキャップを外し開けることができない時もあった。安静にして湿布をして、少しましになっても必ず痛くなる。これの繰り返し。
痛む箇所を指で示していただき患部の把握。どうすれば痛いか?痛む行動運動方向の把握。痛む強さを数字で表してもらう。とても痛いのを10。全く痛くないのを0。半分くらいを5と設定し理解していただく。直接患部を触れると痛みがあるかご自身で確認をしていただいたのち施術を開始。短橈側手根伸筋、筋腹に軽く指を押し当てて、手関節を背屈屈曲、背屈屈曲中間位と2往復して指を離して再度同じ施術を繰り返して2指3指の動作確認をすると8の痛みが5となる。4割程度の改善。その筋肉をたどり固い部分に指を押し当てて施術を行い5分で2になりました。母指を内転屈曲し四指で握り尺屈していただく。フィンケルシュタインテストを行うと(+)短母指伸筋と長母指外転筋の緊張が確定する。その筋肉の緊張は強いので遠心性に近位から施術を行い患部に近づいていく。直接患部を触れることなくテストをする。痛みは2となる。手首の痛みと腱鞘炎の原因をお話しして、なぜ治らなかったのか?なぜ安静でも自然治癒しなかったのかをお話をして、血液の流れが悪くなっている説明をする。このまま使うと痛みが再発します。再発をしないために腰周辺部の筋肉を柔らかくすることをお伝えきました。筋肉を柔らかくすると、体全身の血流が良くなっていきます。そうすることで、自然治癒力をアップさせることをお話ししました。同意をいただき、腰の筋肉を柔らかく、自分でできる方法をお話ししました。
その後来院られた際に確認すると、腰の筋肉はやわらかくなり、手首の痛みの再発はありませんでした。患者様も筋肉が硬いよりも柔らかい方が良い。必要であるとしっかり感じ取れたと言っていました。派生の効果として、手首や腕の動きが良くなり、疲労感も無くなったと言います。また、嬉しいことにウエストが細くなったとも言っていました。このような結果になるのは必然です。柔らかくなると脂肪の分解もしていきます。細くなります。動脈と静脈の流れが良くなり、疲労感や倦怠感もなくなっていきます。筋肉を柔らかくすることは患者さん自身が頑張った結果でした。
************
無料施術動画を受け取るhttp://www.itaminashi.com/?=M00477
************
應治和也